iFOREX(アイフォレックス)レバレッジルールを解説!レバレッジ規制なし・ロスカット率0%のメリット

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公式サイト:https://www.iforex.jpn.com/

iFOREX(アイフォレックス)は、レバレッジ400倍で取引できる日本人に人気の海外FX業者ですが、一部のマイナー通貨ペアCFD銘柄には個別レバレッジが適用されます。

他社では数千倍のハイレバレッジで取引できるところもあるため、iFOREXのレバレッジは業界の中では平均レベルです。また、レバレッジは固定なので自分で変更できません。

しかし、iFOREXはレバレッジが低い代わりに、口座残高によるレバレッジ制限がなくロスカット率も0%です。

元手資金が少なく短期売買メインのトレーダーにはハイレバレッジな業者ほど有利ですが、iFOREXは元手資金が多く中長期トレードメインのトレーダーほど資金効率良く取引できるルールが採用されています。

その他にも、取扱商品は700銘柄以上と豊富ですし、iForex口座開設ボーナス50ドル・100%入金ボーナスボーナスなどキャンペーンも充実している、たくさんのメリットがある優良業者です。

また、銘柄ごとに決まっているレバレッジは自分では変更できませんが、実行レバレッジを調整すればリスクマネージメントが可能です。

iFOREXのレバレッジルール

  • iFOREXのレバレッジは400倍固定
  • 一部通貨ペア・CFD銘柄は個別レバレッジ
  • レバレッジは自分で変更不可
  • 口座残高によるレバレッジ制限なし

ただ、取引ツールにMT4・MT5を採用する業者とは異なり、iFOREXで使用されるFX用語は少々独特です。iFOREX公式サイト独自プラットフォームを見て戸惑う人も多いので、最初に用語の定義を記載しておきます。

特に注意して欲しい点は2つ。iFOREXのロスカットは、証拠金維持率ではなく約定金額カバー率をトリガーに発動します。また、iFOREXでは必要証拠金維持率=レバレッジです。

用語解説
項目 意味 計算式
必要証拠金維持率 利用証拠金を計算するための数値。
取引時間外は通常の2倍になる。
-
利用可能証拠金 ボーナスと未確定損益を考慮した、
口座の余剰資金残高。
有効保有額合計 + ボーナス – 利用証拠金合計
利用証拠金 ポジション維持のために保管される証拠金。
取引数量に必要証拠金維持率を乗じて計算。
約定金額 × 必要証拠金維持率
利用証拠金率 利用証拠金合計と有効保有額合計の割合。
値が大きほどリスクが高いことを意味する。
利用証拠金合計 ÷ 有効保有額合計
有効保有額 ボーナスは除外して未確定損益を考慮した、
証拠金残高。
証拠金残高 + 未確定利益 – 未確定損失
証拠金残高 ボーナスと未確定損益を除外した、
入金額と確定損益だけを考慮した口座残高。
入金額 + 確定利益 – 確定損失
トレーディング
チケット
入金ボーナス・友達紹介ボーナスなどの残高。
トレーディングチケット残高がゼロなら非表示。
-
ペンディング
ボーナス
キャッシュバックのために付与される、
出金や取引に使用できない一時的なボーナス残高。
この金額がキャッシュバック上限となり、
取引数量に応じた金額がキャッシュバックされる。
ペンディングボーナス残高がゼロなら非表示。
-
約定金額カバー率 リアルタイムの口座残高と取引数量合計との割合。
値が小さいほどリスクが高いことを意味する。
0%になるとロスカットが発動する。
有効保有額合計 ÷ 約定金額合計
約定金額 レバレッジを考慮していない、
実際の保有ポジション取引金額の合計。
-
最大約定金額 レバレッジを考慮していない、
実際の保有ポジション取引金額の上限。
-
損益差 保有ポジションの損益合計。 -

では、iFOREXのレバレッジルール・独自用語について、さらに詳しく解説します。

他社と比較しながら、ポイントや注意点を見ていきましょう!

iFOREXの評判|口コミ・安全性について(アイフォレックス)

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iFOREX公式サイトはこちら

iFOREXのレバレッジを他社と比較

銘柄ごとに決まっているレバレッジは変更不可

  • 通貨ペア

  • 貴金属・エネルギー・商品

  • 株価指数

  • 株式

  • ETF

  • 仮想通貨

iFOREXでは通貨ペア以外にも、エネルギー・商品・株価指数・株式・ETF・仮想通貨など700銘柄以上のCFD銘柄を取引できます。

iFOREXのレバレッジは400倍固定です。他社では1〜数百倍の範囲で変更できるところが多いのですが、iFOREXでは変更できません。

また、400倍で取引できるのは主要通貨ペアだけです。一部のマイナー通貨ペアCFD銘柄には個別レバレッジが決まっているので注意してください。

各銘柄のレバレッジ確認方法は、独自プラットフォームで確認する方法と公式サイトで確認する方法の2パターンあります。

独自プラットフォームはメイン画面にあるプライスボードの銘柄をクリックし、「取引タグ」と呼ばれる注文画面の商品情報、公式サイトは取引条件一般>商品詳細で確認できます。


独自プラットフォーム>注文画面

公式サイト>取引条件一般>商品詳細

注文画面のほうにはストレートに「最大レバレッジ」という項目があるのですぐに分かると思いますが、その上部と公式サイトにある「必要証拠金維持率」「時間外必要証拠金」とはなんでしょうか?

実は、この2つもレバレッジです。例えば、必要証拠金維持率0.25%はレバレッジ400倍のことを意味します(1 ÷ 0.25% = レバレッジ400倍)。

レバレッジ(倍) = 1 ÷ 必要証拠金維持率(%)

そして、この必要証拠金維持率には、通常の取引時間内に適応される普通の「必要証拠金維持率」と、取引時間外だけに適応される「時間外必要証拠金」の2種類あることに注意しなくてはいけません。

 

取引時間内と取引時間外でレバレッジが異なる

2種類の必要証拠金維持率
必要証拠金維持率 取引時間内に適用されるレバレッジ。
予告なしに変更される場合もある。
時間外必要証拠金 取引時間外とその前後15〜90分に適用されるレバレッジ。
基本的に必要証拠金維持率の2倍の利率。
主要通貨ペアの取引時間
時期 GMT GMT+9
日本時間
夏季
3月最終日曜日13:00〜10月最終日曜日13:00
日曜21:05〜金曜20:00 月曜6:05〜土曜5:00
冬季
10月最終日曜日13:00〜3月最終日曜日13:00
日曜22:05〜金曜21:00 月曜7:05〜土曜6:00

「必要証拠金維持率」とは取引時間内に適用される通常のレバレッジのこと、「時間外必要証拠金」とは取引時間外とその前後約15〜90分に適用されるレバレッジのことで通常の2倍の利率が適用されます。

つまり、取引時間外に保有しているポジションの維持と新規予約注文(指値注文・ストップロス注文)には、通常の2倍の証拠金が必要になるわけです。

取引時間外は一時的に口座の利用可能証拠金が圧迫され、以下の2つのデメリットが発生するので注意してください。

ココに注意

  • ロスカットが早まる
  • 別の銘柄の取引に必要な証拠金が足りなくなる

取引時間も銘柄ごとに異なります。確認方法はレバレッジと一緒で、独自プラットフォームで確認する方法と公式サイトで確認する方法の2パターンあります。

独自プラットフォームはメイン画面にあるプライスボードの銘柄をクリックし、「取引タグ」と呼ばれる注文画面の商品情報、公式サイトは取引条件一般>商品詳細で確認できます。

独自プラットフォーム>注文画面

また、取引時間は夏季(サマータイム期間中)と冬季で1時間ずれるのですが、MT4・MT5ならサーバータイムを日本時間に変換できる便利なインジケーターで対応できます。

しかし、iFOREXの独自プラットフォームのサーバータイム・公式サイトはGMT(グリニッジ標準時)を基準としており日本時間表記がありません。

GMTプラス9時間が日本時間なので、面倒ですが自分で計算してください。

MT4・MT5を日本時間表示に変更するインジケーターのおすすめと無料ダウンロード先

デフォルトのMetaTrader4(MT4)・MetaTrader5(MT5)は日本時間表示ではありません。 そのため、初心者の人の多くは、初めこの時間差に混乱してしまいがちです。 そこで、今回はMT ...

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通貨ペアのレバレッジ

全通貨ペアのレバレッジ
銘柄 レバレッジ
取引時間内 取引時間外
主要通貨ペア 76銘柄 400倍 200倍
トルコリラ スイス/トルコリラ 200倍 100倍
トルコリラ/Hフォリント
トルコリラ/円
ポンド/トルコリラ
ユーロ/トルコリラ
米ドル/トルコリラ
インドルピー ユーロ/インドルピー 50倍 25倍
米ドル/インドルピー
ロシアルーブル ユーロ/ロシアルーブル
米ドル/ロシアルーブル
チリペソ 米ドル/チリペソ
オフショア人民元 ユーロ/オフショア人民元 20倍 10倍
米ドル/オフショア人民元

※ 主要通貨ペアは銘柄数が多いため、まとめて記載。

iFOREXの通貨ペアは全89銘柄

トルコリラ・インドルピー・ロシアルーブル・チリペソ・オフショア人民元はレバレッジが低めに制限されていますが、ほとんどの主要通貨ペアはレバレッジ400倍で取引可能です。

しかし、他社と比較してみるとiFOREXのレバレッジは海外FX業者の中ではごく一般的な水準だと分かります。

通貨ペアのレバレッジを他社と比較
FX業者 一般向け口座 中上級者向け口座

iFOREX
固定 400倍
(2.5万円)

TITAN FX
スタンダード口座
最大 400倍
(2.5万円)
ナノスプレッド口座
最大 400倍
(2.5万円)

AXIORY
スタンダード口座
最大 500倍
(2万円)
ブレード口座
最大 500倍
(2万円)

XMTrading
スタンダード口座
最大 888倍
(1.1万円)
XM Zero口座
最大 500倍
(2万円)

LAND-FX
Live口座
最大 500倍
(2万円)
ECN口座
最大 200倍
(5万円)

FBS
スタンダード口座
最大 3,000倍
(0.3万円)
ECN口座
最大 500倍
(2万円)

GEMFOREX
オールインワン口座
固定 1,000倍
(1万円)
ノースプレッド口座
固定 1,000倍
(1万円)

IS6FX
スタンダード口座
固定 1,000倍
(1万円)
プロ口座
固定 400倍
(2.5万円)

※()は1ロット10万通貨あたりの必要証拠金(米ドル円1ドル100円の場合)

例えば、GEMFOREXIS6FXのレバレッジは1,000倍なので、この2社では実にiFOREXの半分以下の証拠金で取引できます。

他社ではスタンダード口座などの一般向け口座と、ECN口座などの中上級者向け口座の2種類あるのが一般的で、GEMFOREXやIS6FX以外は自分でレバレッジを変更できるなど柔軟性もあります。

また、他社の中上級者向け口座は、一般向け口座よりも最大レバレッジは低く設定されていますが、その代わりにスプレッドが優遇されており、取引コストを抑えた短期売買にも有利です。

一方、iFOREXの口座タイプは1種類しかなく、他社の中上級者向け口座よりもレバレッジは低め。さらに、レバレッジは固定ですしスキャルピング・自動売買も禁止されており取引に柔軟性がありません。

ボーナス・キャッシュバックはありますが、極端な少額取引・トレードスタイルには厳しい業者だと考えてください。ただ、ロスカット率が0%なので、口座に余剰資金さえしっかり確保しておけば、他社よりもリスクマネージメントしやすいと思います。

 

その他CFD銘柄のレバレッジ

全CFD銘柄のレバレッジ
銘柄 レバレッジ
取引時間内 取引時間外
株価指数 DAX/EUR 200倍 66.6倍
ESX/EUR
FANG+
USDX
イギリス100
イタリア40
インド50
オランダ25
スペイン35
フランス40
日本100
日本225(円)
日本225(米ドル)
日本400
米国2000
米国30
米国500
米国テック100
香港50
オーストラリア200 100倍 50倍
シンガポール 25
スイス20
メキシコ 35
VIX 50倍 25倍
ギリシャ20
サウジ全株指数
ドバイ指数
ブラジル 60
中国A50
南アフリカ40
韓国 200
トルコ100 25倍 12.5倍
中国SSE 20倍 10倍
中国SZSE
貴金属 白金 200倍 100倍

(EUR)

(グラム・トルコリラ)
100倍 50倍
パラジウム
エネルギー WTI原油 100倍 50倍
ブレント原油
ガソリン
ヒーティングオイル
天然ガス 66.6倍 33.3倍
上海原油 20倍 10倍
商品 ココア 100倍 50倍
コーヒー
大豆
砂糖
コーン 66.6倍 33.3倍
小麦 50倍 25倍
綿
仮想通貨 ビットコイン 13倍 10倍
ビットコイン/イーサリアム

10倍


2.5倍
ビットコイン/ライトコイン
イーサリアム
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
EOS
アイオタ
カルダノ
ステラ
ダッシュ
トロン
ドージコイン
ネオ
ポルカドット
モネロ
リップル 5倍
ETF 47銘柄 5倍〜40倍
株式 570銘柄 5倍〜20倍

※ ETF・株式は銘柄数が多いため、まとめて記載。

iFOREXでは、通貨ペア以外に株価指数・貴金属・エネルギー・商品・仮想通貨・ETF・株式CFDも取引可能です。

CFD(差金決済取引)は、実際にゴールドや株式を所有することなく証拠金を担保に取引できる仕組みなので、通貨ペアと同じように空売りもできますし、レバレッジ取引もできます。

CFD銘柄も通貨ペアと同様、銘柄ごとにレバレッジが違うので注意してください。

結論から言うと、iFOREXでCFDを取引するのはとても良い選択だと思います。

ただ、仮想通貨CFDはレバレッジが低く銘柄数も少ないので、他社を利用したほうが良いでしょう。

では、最初に株価指数・貴金属・エネルギーCFDのレバレッジを、人気の海外FX業者と比較してみましょう。

CFD銘柄のレバレッジを他社と比較
FX業者 株価指数 貴金属 エネルギー

iFOREX
200倍 200倍 100倍

TITAN FX
500倍 500倍 500倍

AXIORY
100倍 20倍 20倍

XMTrading
200倍 400倍 66.6倍

LAND-FX
200倍 200倍 100倍

FBS
100倍 333倍 33倍

GEMFOREX
200倍 1,000倍 66.6倍

IS6FX
100倍 1,000倍 50倍

※ CFD銘柄のレバレッジは、銘柄ごと個別に決まっている業者が多いため、最もレバレッジの高い銘柄を記載しています。

iFOREXの株価指数・貴金属・エネルギーのレバレッジは、LAND-FXと同水準でした。

この中では、TITAN FXのレバレッジが最も有利です。TITAN FXでは、CFD銘柄(株式以外)も通貨ペアと同じレバレッジ500倍で取引できます。

次に、株式・ETF・仮想通貨・商品CFDのレバレッジを他社と比較してみましょう。

株式・ETF・仮想通貨・商品CFDは、取扱っている業者がとても少ないので、マイナー業者や少々特殊な業者も含めています。

CFD銘柄のレバレッジを他社と比較
FX業者 株式 ETF 仮想通貨 商品

iFOREX
20倍 40倍 10倍 100倍

TITAN FX
20倍 - - -

AXIORY
5倍 - - -

XMTrading
- - - 50倍

LAND-FX
- - - -

FBS
10倍 - - -

GEMFOREX
- - - -

IS6FX
- - - -

FXSuit
10倍 - - -

HotForex
14倍 5倍 10倍 66倍

IFC Markets
20倍 20倍 2倍 40倍

Exclusive Markets
20倍 20倍 5倍 50倍

easyMarkets
20倍 - 20倍 100倍

FxPro
25倍 - 20倍 50倍

BigBoss
- - 20倍 -

FXGT
50倍 - 1,000倍 -

CXC Markets
- - 500倍 -
CryptoAltum
CryptoAltum
- - 500倍 -

CryptoGT
- - 500倍 -

Bitterz
- - 888倍 -

※ CFD銘柄のレバレッジは、銘柄ごと個別に決まっている業者が多いため、最もレバレッジの高い銘柄を記載しています。

iFOREXのように取扱商品が豊富な業者は、HotForexIFC MarketsExclusive MarketseasyMarketsFxProの5社です。

株式CFDのレバレッジはFXGTの50倍が最も高く、iFOREXの20倍はごく一般的といえます。

ETF CFDを取り扱っている業者は上記の中では4社しかなく、その内レバレッジが最も有利なのはiFOREXの40倍でした。

商品CFDのレバレッジは、iFOREX・easyMarketsが最も有利で、どちらも100倍で取引できます。

また、最近ではFXよりも仮想通貨CFDに力を入れる業者も増えてきています。

とくにFXGTは保有ポジションのボリューム合計3,000ドルまではレバレッジ1,000倍、Bitterzでは有効証拠金残高2万5千円まではレバレッジ888倍で取引可能です。

さらに、CryptoAltum・CryptoGTは銘柄数も豊富で、60銘柄以上の仮想通貨ペアを取扱っています。

iFOREXの仮想通貨CFDは、レバレッジが10倍、銘柄数も18銘柄程度です。

規制の厳しい国内仮想通貨取引所よりかはマシですが、もっと有利な取引条件を求めるなら、FXGT・CXC Markets・CryptoAltum・CryptoGT・Bitterzあたりを検討してみてください。

 

iFOREXの取引制限

口座残高によるレバレッジ制限なし

口座残高によるレバレッジ制限を他社と比較
FX業者 2万円
未満
2万円
~
20万円
20万円
~
50万円
50万円
~
200万円
200万円
~
300万円
300万円
~
500万円
500万円
~
1,000万円
1,000万円
~
1,500万円
1,500万円
~
2,000万円
2,000万円
以上

iFOREX
400倍

TITAN FX
500倍

AXIORY
400倍 300倍 200倍

XMTrading
888倍 200倍 100倍

LAND-FX
500倍 200倍 100倍

FBS
3,000倍 2,000倍 1,000倍 500倍 200倍 100倍

GEMFOREX
1,000倍 500倍

IS6FX
1,000倍 500倍 200倍 100倍

※ iFOREXと他社の一般向け口座(取引手数料無料・スプレッド広め)を比較。

多くの海外FX業者では、口座残高(または約定金額)が高額になるほどレバレッジが制限される「ダイナミックレバレッジ」と呼ばれる仕組みを採用しています。

例えば、FBSの最大レバレッジは3,000倍ですが、口座残高が僅か2万円を超えただけでも2,000倍に制限され、さらに50万円を超えると500倍に制限されてしまうので、ちょっとがっかりですよね。

iFOREXには、口座残高によるレバレッジ制限はありません。口座残高が高額になっても、基本的に必要証拠金はいつも同じ金額です(レートによって多少変動あり)。

 

ロット制限・ポジション制限は一般的

ロット制限・ポジション制限を他社と比較
FX業者 最大ロット数 最大保有ポジション ロット数による
レバレッジ制限

iFOREX
500万通貨
(1注文あたり)
なし 

TITAN FX
100ロット
(1注文あたり)
200ポジション
(1口座あたり)
なし

AXIORY
1,000ロット
(1注文あたり)
無制限 なし

XMTrading
50ロット
(1注文あたり)
200ポジション
(1アカウントあたり)
なし

LAND-FX
30ロット
(1注文あたり)
100ポジション
(1口座あたり)
あり

FBS
500ロット
(1注文あたり)
200ポジション
(1口座あたり)
なし

GEMFOREX
30ロット
(1注文あたり)
30ポジション
(1口座あたり)
なし

IS6FX
30ロット
(1注文あたり)
30ポジション
(1口座あたり)
なし

※ iFOREXと他社の一般向け口座(取引手数料無料・スプレッド広め)で比較。米ドル円の場合。

iFOREXの1注文あたりの最大取引数量は500万通貨です。

最大保有ポジション数には、特に制限がありません。

他社では注文単位にロットを使用している業者がほとんどで、大抵1ロット10万通貨です。

iFOREXの注文単位は通貨ですが、ロットに換算すると1注文あたり最大50ロットとなります。これはXMTradingと同水準で、多過ぎず少な過ぎないごく一般的な水準です。

また、LAND-FXなど一部の業者では、保有ロット数が一定の基準を超過した場合にもレバレッジを制限されてしまいますが、iFOREXにはこのロット数によるレバレッジ制限がありません。

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FXの1Lotっていくら?損益や注文可能ロット数の計算方法をわかりやすく解説

ロットとはFXの取引単位のことです。 海外FXでの1ロットは基本的に10万通貨です。 しかし、このロットという単位のルールや規格はFX業者によってバラバラ。 同じ1ロットの取引でも、業者・口座タイプ・ ...

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ロスカット率0%・口座残高全額使って含み損をカバーできる

マージンコール・ロスカットの条件を他社と比較
FX業者 マージンコール ロスカット

iFOREX
なし 約定金額カバー率
0%以下

TITAN FX
証拠金維持率
90%以下
証拠金維持率
20%以下

AXIORY
証拠金維持率
50%以下
証拠金維持率
20%以下

XMTrading
証拠金維持率
50%以下
証拠金維持率
20%以下

LAND-FX
証拠金維持率
50%以下
証拠金維持率
30%以下

FBS
証拠金維持率
40%以下
証拠金維持率
20%以下

GEMFOREX
証拠金維持率
50%以下
証拠金維持率
20%以下

IS6FX
証拠金維持率
70%以下
証拠金維持率
50%以下

iFOREXのロスカット発動条件は、約定金額カバー率0%です。マージンコールはありません。

口座残高全額使って含み損をカバーできるため、他社よりもロスカットに耐えて相場の回復を待てるというメリットがあります。

iFOREXのロスカットは、他社のように「証拠金維持率」ではなく、「約定金額カバー率」と呼ばれる数値をトリガーに発動します。

基本的な考え方はどちらも一緒ですが、iFOREXではレバレッジのことを「必要証拠金維持率」とも呼ぶので、海外FX経験者ほど混乱してしまう人も多いかと思います。

簡単に言うと、他社はロスカットまでの余力を必要証拠金で計算するのに対し、iFOREXでは約定金額で計算しているというだけの話です。

MT4のターミナルに表示される証拠金維持率

他社の「証拠金維持率」とは、リアルタイムの損益を考慮した口座残高と現在ポジション維持に使っている必要証拠金合計との比率のこと。MT4・MT5のターミナルに表示されます。

独自プラットフォームに表示される約定金額カバー率

一方、iFOREXの「約定金額カバー率」とは、リアルタイムの損益を考慮した口座残高と約定金額合計との比率のこと。こちらも独自プラットフォームに表示されます(各項目の意味は用語解説を参照)。

どちらも数値が小さいほどハイリスクを意味しており、「ロスカット率」とも呼ばれます。

また、ロスカット率・レバレッジ制限のルールが業者によって違うということは、たとえ口座残高・取引数量が同一でも、ロスカットに耐えられる値幅も業者ごとに異なるということです。

以下の表は、口座残高・取引数量を同一条件にして、最大レバレッジで取引した場合の「ロスカットまでの値幅」を他社と比較したものです(ここでは比較のためロット制限は考慮していません)。

ロスカットまでの値幅を他社と比較
FX業者 口座残高
1万円
口座残高
10万円
口座残高
100万円
口座残高
1,000万円
取引数量
0.1ロット
取引数量
1ロット
取引数量
10ロット
取引数量
100ロット

iFOREX
100.0pips
(1万円)
100.0pips
(10万円)
100.0pips
(100万円)
100.0pips
(1,000万円)

TITAN FX
96.0pips
(9,600円)
96.0pips
(9.6万円)
96.0pips
(96万円)
96.0pips
(960万円)

AXIORY
95.0pips
(9,500円)
95.0pips
(9.5万円)
95.0pips
(95万円)
93.0pips
(930万円)

XMTrading
97.7pips
(9,770円)
97.7pips
(9.77万円)
97.7pips
(97.7万円)
80.0pips
(800万円)

LAND-FX
94.0pips
(9,400円)
94.0pips
(9.4万円)
94.0pips
(94万円)
70.0pips
(700万円)

FBS
99.3pips
(9,930円)
99.0pips
(9.9万円)
96.0pips
(96万円)
90.0pips
(900万円)

GEMFOREX
98.0pips
(9,800円)
98.0pips
(9.8万円)
98.0pips
(98万円)
96.0pips
(960万円)

IS6FX
95.0pips
(9,500円)
95.0pips
(9.5万円)
95.0pips
(95万円)
50.0pips
(500万円)

※()は米ドル円1ドル100円の場合の必要証拠金。

取引数量と1pipsの損益の関係
取引数量 1pipsの損益
0.1ロット(1万通貨) 100円
1ロット(10万通貨) 1,000円
10ロット(100万通貨) 10,000円
100ロット(1,000万通貨) 100,000円

iFOREXはロスカット率が0%なので、どのパターンも口座残高全額がロスカットまでの値幅となります。

TITAN FXもロスカットまでの値幅はどのパターンも同じですが、ロスカット率が20%なのでロスカットまでの値幅はiFOREXよりも小さくなります。

XMTradingIS6FXなどでは、口座残高が1,000万円を超えると、レバレッジ制限によって一気にロスカットまでの余力がなくなるので、稼ぎ過ぎると取引に影響が出ます。

ちなみに、ロスカットまでの値幅は自分で計算しなくてはいけません。ロスカット基準額(ロスカット後の口座残高)・ロスカットまでの値幅(円・pips)の計算方法は、以下の通りです。

ロスカット基準額(円) = 必要証拠金 × ロスカット率

ロスカットまでの値幅(円)= 口座残高 - ロスカット基準額

ロスカットまでの値幅(pips)= 口座残高 - ロスカット基準額 ÷ 1pipsの損益

 

実効レバレッジの確認方法

ロスカットまでのリスクが今どれくらいなのか知りたい場合、独自プラットフォームに表示されている約定金額カバー率・利用証拠金率を見れば簡単に判断できます。

約定金額カバー率は数値が0%に近づくほどハイリスク、利用証拠金率は数値が大きいほどハイリスクです。

約定金額カバー率に対しては、0.25〜10%の範囲で証拠金不足アラートを設定できます。

先程のロスカット基準額・ロスカットまでの値幅を直接計算しても良いでしょう。

また、「実効レバレッジ」という数値を計算して、ロスカットまでのリスクを確認することも可能です。

ここまで解説してきたレバレッジは「口座レバレッジ」とも呼ばれ、実際の取引数量と必要証拠金との比率のことです。計算方法はFX業者共通ですが、倍率は業者・口座タイプによって異なります。

一方、「実行レバレッジ」は、実際の取引数量と口座の有効証拠金との比率のことです。計算方法は、基本的にFX業者共通です。

口座レバレッジと実行レバレッジの違い

  • 口座レバレッジは取引数量と必要証拠金との比率
  • 実効レバレッジは取引数量と有効証拠金との比率
  • 実効レバレッジ=口座レバレッジでロスカット発動
  • 実効レバレッジ<口座レバレッジであればロスカットまで余力あり

口座レバレッジ(倍)= 実際の取引数量 ÷ 必要証拠金

実効レバレッジ(倍)= 実際の取引数量 ÷ 有効証拠金

実行レバレッジにはリアルタイムの損益が含まれるので、相場変動によって常に変動します。そして、この実効レバレッジが口座レバレッジに達するとロスカットが発動します。

大きなロットを取引するほど実行レバレッジが上昇しロスカットのリスクは高まりますが、口座残高または含み益を増やして実効レバレッジを下げればロスカットを回避できます。

他社では口座残高を増やすと今度はレバレッジ制限に引っかかり、強制的にレバレッジを下げられてしまうので注意が必要です。

しかし、iFOREXには口座残高によるレバレッジ制限はありませんので、この点は気にする必要はありません。

ココに注意

  • 口座レバレッジが高いほど少ない証拠金で取引できる
  • だからといって大口取引は本来の取引数量が増える
  • 本来の取引数量が増えるほど実効レバレッジが上がる
  • 実効レバレッジが上がるほど有効証拠金に余裕がなくなる
  • 口座残高か含み益を増やさない限りロスカットが早まる

 

iFOREXのレバレッジルールについてよくある質問(FAQ)

iFOREXには、口座残高によるレバレッジ制限はありますか?

いいえ、ありません。


iFOREXには、取引ロット数によるレバレッジ制限はありますか?

いいえ、ありません。


iFOREXでは、自由に口座レバレッジを変更できますか?

いいえ、できません。iFOREXのレバレッジは固定です。

主要通貨ペアはレバレッジ400倍で取引できますが、一部の通貨ペアCFD銘柄には個別レバレッジが適用されます。

 

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斉藤晴紀

株式会社RUNWAYS代表取締役。海外FX歴16年、専業トレーダーとして月間最高利益2000万円。初心者が安心して海外FXを利用できるように信頼できるコンテンツを提供していきます。2018年に当サイトの運営を開始。

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