注意
2002年にアメリカで設立されたFXDD(エフエックスディーディー)は、海外FX歴の長い人には馴染みの深い老舗ブローカーです。
知名度と実績だけはあるので、初心者の人はあまり他社と比較せずに口座開設してしまう人も多いかと思います。
しかし、現在のFXDDは以前のFXDDとは全くの別物となってしまっており、おすすめできるような業者ではありません。
知名度の高さに反して取引スペックやサービスの劣化が激しい老舗ブローカー
- 2002年にアメリカで誕生した歴史ある老舗FXブローカー
- 設立当初は厳格な規制で有名なMFSA(マルタ)の金融ライセンスを保有
- 主要銘柄のヒストリカルデータを口座開設不要で無料ダウンロード可能
メリット
- プレミアム口座の取引コストが安い
- クロス円の種類が10種類と豊富
- スワップポイントが国内FX業者並みに有利
- MT4・MT5が両方使える
- 豪華賞金がもらえるトレードコンテストを定期的に実施
- ヒストリカルデータを口座開設不要で無料ダウンロード可能
- 日本語サポートあり
デメリット
- 最大レバレッジが500倍と低い
- ロスカット率が国内FXと同じ100%
- スイスフランショックでユーザーに追証を請求・ゼロカットなし
- キャンペーンの開催頻度が少なく入金ボーナスも期待できない
- 相次ぐトラブルによりMFSA(マルタ)金融ライセンス剥奪
- NFA(全米先物協会)やCFTC(米国商品先物取引委員会)からも処分あり
- 現在取得しているBMA(バミューダ)金融ライセンスも登録事実なし
- スタンダード口座のスプレッドが広い(USDJPYは2.2~2.3pips)
- ストップ狩りやスリッページの噂あり
- 月2回目以降の出金には手数料4千円発生
- 日本語サポートの対応には全く期待できない
- ヒストリカルデータは欠損が多く精度が低い
ココがポイント
- FXDDが日本に海外FXのハイレバレッジを広めた草分け的存在
- 以前は世界中で人気を博したFX業者だったがトラブル多発により衰退
- 現在はサービスの品質低下が顕著なため、もはや新興業者にすら敵わない
- かろうじて過去の「大手FX業者」というブランドイメージだけは健在
- 今後、余程大きなアップデートでもない限り、口座開設はおすすめしない
FXDDをおすすめできない主な理由は、FXDD自体の信頼性や透明性の低下と、多くの競合ブローカーが参入したことによる優位性低下の2点です。
2011年8月より日本国内のFX個人口座のレバレッジは25倍に規制されましたが、そのレバレッジ規制に不満だった一部のトレーダーは、規制が緩くハイレバレッジで取引できる海外FX業者に流れます。
そこで当時から日本語サポートに力を入れていたFXDDは、日本人トレーダーのニーズにうまくマッチして一躍人気業者に上り詰めました。
しかし、現在では多くの海外FX業者が日本を含めたアジア諸国を重要なマーケットとして捉え、豪華なキャンペーンとハイレバレッジを武器に進出し、熾烈な競争を繰り広げています。
FXDDもアジア向けに新たな運営会社を設立してサービスを続けていますが、信頼性、取引条件、サービス、サポートなど、さまざま面で他社に追いつくことができていません。
また、経営方針が変わったのかキャンペーンには消極的で、取引条件も魅力的ではなくなりました。
特に、海外FX業者でありながら「ロスカット率100%」「ゼロカットなし」という取引条件の改悪によって、日本人トレーダーがFXDDで口座開設する必要性はゼロとなりました。
あえてFXDDを選ばなくても、他にもっと良い業者があります。取引条件やボーナス目的でFX業者をお探しであれば、以下の記事をご覧ください。
信頼性・安全性
運営会社の実態が不透明な海外FX業者には注意してください。
そのような業者は、突然の倒産や日本撤退の危険性がありますし、取引操作・出金拒否・利益取消といったトレーダーの不利益に繋がる行為を平気で行う悪徳業者・詐欺業者も多いからです。
自分の大切な資金を守るためにも、最低限、会社の所在地・金融ライセンス・資金の管理体制がしっかり公開されている業者を利用するようにしましょう。
金融ライセンスを取得していると言うが実際には登録がない
運営会社 | FXDD Trading |
---|---|
設立 | 2015年 |
登録住所 | バミューダ Clarendon House, 2 Church Street, Hamilton HM 11, Bermuda |
金融ライセンス | なし |
現在、日本を含めたアジア諸国向けにサービスを提供しているFXDDは、2015年にバミューダで設立された「FXDD Trading」です。
金融ライセンスはバミューダ金融庁で取得していると公式サイトに記載されていますが、実際はバミューダ金融庁にFXDDの登録はありません。
バミューダでは、金融ライセンスを取得しなくても法人登録だけでブローカー事業を行えるため、トレーダーの間でもこの虚偽の記載内容に不信感を感じている人が結構多いようです。
もともとFXDDグループは2002年にアメリカで設立された歴史あるブローカーで、日本でも海外FXの草分け的存在として人気でした。
ヨーロッパ諸国向けのサービスは、2010年に設立した同じグループ会社の「FXDD Malta」が運営しており、マルタ金融庁(MFSA)から金融ライセンスを取得し営業しています。
しかし、「顧客にとって不利な価格のスリッページとなるよう取引システムのプログラムを設定し損害を与えた」として、2012年7月に全米先物協会(NFA)より300万ドル以上の支払いを命じられています。
また、2013年には米国商品先物取引委員会(CFTC)より自己資本不足による排除措置命令も受けています。
そのため、金融機関としての信頼性は確実に以前より低下していると言わざるを得ません。
また、「FXDD Trading」は「FXDD Malta」とは別会社なので、適用される法律や規制も異なります。
現在のFXDDは、運営会社もサービス内容も以前とは全く別物です。過去にFXDDを利用していた人は、以前のイメージだけで判断しないように注意してください。
分別管理あり|信託保全なし
顧客資金は業者資金とは明確に分別管理されるため、トレーダーの資金がFXDDの運営資金に回されるようなことはありません。
ただし、あくまで分別管理のみです。万が一FXDDが破綻した際、第三者による顧客資産の全額返還は保証されていません。
日本の金融庁から警告あり
FXDDは日本の金融庁から「無登録で金融商品取引業等を行う者」として警告を受けています。
日本では「海外FX業者が日本居住者にサービスを提供すること」「日本居住者が海外FX業者のサービスを使って取引すること」は合法です。
しかし、海外FX業者が日本居住者を対象に勧誘行為(プロモーション活動)を行うことは明確に禁止されています。
外国証券業者に関する法律第3条により、外国証券業者が国内にある者を相手に証券取引行為を行う場合には、国内に支店等の営業拠点を設け、監督当局の登録を受けなければなりません。本規定に違反した場合は、同法第45条及び第50条の罰則が課せられます。
しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。
つまり、海外FX業者が日本語公式サイトを運営したり日本語でキャンペーンを告知したりすることがマズいという訳です。
そのため、日本人に人気ある海外FX業者のほとんどは、すでにこの警告を受けてしまっているのが現状です。
ただ、この警告には行政処分や業務停止命令といった効力は一切ありません。
多くの海外FX業者は、公式サイト上に「日本居住者を対象としたサービスではない」と明記することで、これ以上の警告を受けないように対策しているところが多いようです。
ただ、FXDD公式サイトには、以下のような記載しかありません。
公式サイト・利用規約のどこにも「日本居住者は対象外です」とは明記されておらず、「自己責任で利用してください」とのことです。
また、公式サイトとは別にFXDDには日本語サポートブログも存在するのですが、さすがにこれは日本の法律上「かなりブラックに近いグレー」といった感じではないでしょうか?
口コミ・評判
海外トレーダー・国内トレーダーの口コミの一部をご紹介します。
バランスには十分配慮しているつもりですが、口コミ同士で内容が矛盾しているものや過激な表現をしているものも中にはあるため、すべて鵜呑みにはせず以下のような点にも注意するようにしてください。
- 口座タイプ・取引銘柄・取引数量・注文方法・取引時間帯が違う
- 裁量取引・自動売買などトレードスタイルが違う
- VPSサーバー利用の有無・通信状態・スペックが違う
- トレードスタイルがFX業者の禁止行為に抵触している
- 時期によって業者のサービスが改善・改悪されている
- 負けた腹いせによる誹謗・中傷・愚痴にすぎない情報
- アフィリエイターやライバル会社による虚偽の情報
大手海外FX掲示板FPAでは★★の低評価
海外最大級のFX掲示板「FPA(Forex Peace Army)は、海外業者の世界的な評判を知る上でとても参考になるサイトです。
ここでのFXDDの評価はとかなり悪いです。
主に入出金に関するトラブルが多発していますが、人によってはすぐに解決した人もいるようなので、原因が分からない限り何とも言えません。
多くのユーザーが詐欺ブローカー呼ばわりしていますが、中には満足して利用しているユーザーがいるのも事実です。
以下にレビューの一部をご紹介します。
Vladimir,Spain, Spain,Jun 20, 2016,Guest
注意!このブローカーは詐欺。2ヶ月以上出金できていません。出金の申請は4月22日にしましたが、今も口座に入金されていません。FXDDは私の質問には何も答えませんでした。彼らは送金しますと言うだけで、証拠を提供しません。(Google翻訳)
Michael Lin,Japan,Jun 3, 2016,Guest
「FXDD」とは、「FXDDGlobal」と「FXDDTrading」の2つのブローカーを意味します。FXDDグローバルはヨーロッパにサービスを提供し、FXDDトレーディングはアジアにサービスを提供します。「グローバル」は、MFSA(https://www.mfsa.com.mt/pages/licenceholder.aspx?id=2070)によって規制されている「FXDDマルタ」によって運営されています。しかし、「トレーディング」は、MFSA、BMA(バミューダ通貨局)などによって規制されていない「FXDDバミューダ」によって運営されています。したがって、アジアのユーザーは注意する必要があります。(Google翻訳)
CMK,KL, Malaysia,Jan 12, 2016,Guest
迅速な出金。 21,000米ドルの出金でも1週間かかりませんでした。フィードバックも早く、間違いなく優れたブローカーです。
Novriandy,Surabaya, Indonesia,Mar 6, 2015,Guest
私はこのブローカーに非常に失望しました!!! 本当に、彼らはあなたのお金を盗みたいだけです!ゴミ仲介人!!理由もなくアカウントにアクセスできません(Google翻訳)
Steve,Austria, Austria,Jan 24, 2015,Guest
最大の詐欺ブローカー!SNBの決定は私にとって絶好の瞬間になるはずです。私は莫大な利益を上げましたが、残念ながらこの詐欺ブローカーは数時間後に私の利益をすべて削除しました。繰り返しになりますが、ブローカーはこの数時間後に行いましたが、利益を削除せず、私のアカウントに大きなマイナスの残高を残しました。実際、ブローカーは自分の望むように取引を調整できるので、それはブローカーにとってまさに絶好の瞬間でした。(Google翻訳)
国内では詐欺口座として利用されている可能性がある
339名無しさん@お金いっぱい。2021/06/25(金) 13:01:02.24ID:tqa2gyEA0
及〇氏は最悪でした。
この高額塾は全然勝てません。更に最悪なのは
塾生からお金を集めてFXDDで塾生に口座ををつくらせて塾生のお金を及〇氏がトレードしました。塾生は自分の口座のお金で及川氏がトレードをしているのでライブでエントリーを見ています。及川氏は全然勝てずに塾生のお金はあっという間に半分以下になってしまい
塾生は大慌てで解約をしました。
FXDDに口座を作ってそれをまとめて他人がトレードできるシステムがあることを初めて知りました。結局この塾生のお金を集めた事でトレードをして儲かったのは及川氏1人。
トレードの手数料収入と口座入金させた手数料をFXDDからもらっている。
最初、及〇氏は塾生に儲かったら利益の20%は貰います。
と言っておきながら、FXDD社と組んで塾生をだましていました。
いくら自己責任とはいえ、それを逆手にとってこんなことが本当に許されるのか。
及〇氏の性根は本当に腐っている。
この件に対して説明ができる及〇氏の回し者がいるなら聞いてみたい。
この件に何か物をいう人がいるとしたら、間違いなくさくらです。
及〇という男は間違いなく詐〇師、そのうちに災難に合うでしょう。
FXDDは昔から悪い噂の方が多いのでおすすめできませんね。
— アイス (@ice_sakurac2) December 16, 2022
FXDDを使用しているトレーダー様に質問です。知人の紹介であるトレーダーに100万円を渡し毎月4万円の配当金を貰っていました。しかし半年前から配当金が貰えていません。トレーダーに聞いたところFXDDの出金エラーで出金出来ないと言われました。
ツリーに続く▶︎#FXDD #FX投資— たぬき (@90Nr1VFpgdPlqt3) January 28, 2023
詳細は不明ですが、FXDDが悪質なコピートレードの運用先として利用されたようです。また、FXDDを語る偽サイトもあるので、注意してください。

328たまご2022/01/24(月) 11:25:30.16ID:lB/+aRgw0>>335
ありがとうございます。
PCにもMT5が入っててそちらにラインを引く感じですか?
今私もWindowsを使っているんですが、XMだとMac対応のMT5が使えるようなので乗り換えようかなと。
ちなみに今持っている口座はFXDDです。いいのか悪いのかイマイチわかりません。
色々言ってる人がいますが、スルーしましょう(^^;)
335主 ◆jo8QFhQXSU 2022/01/24(月) 11:36:06.53ID:sH5soIHN0
>>328
ありがとうございます。たまごさんの様に話が分かる方にはきちんとお答えしますので(笑)
チャート分析は、PCのMT5でMAを引いているくらいですね、スマホのMT5は最終確認と注文のみです
M1シリーズのMacならスペックは申し分無いので、あとはご予算次第でしょうか
FXDDは、知り合いの弁護士から頼まれ詐欺解決のアドバイスをした事があり、その時に色々調べましたが…あそこは結構際どい業者ですのでおすすめしないですね汗
取引分析・取引ツール・パソコンについてはしっかり検討しているにもかかわらず、なぜかFXDDについての悪評には無関心な人もいます。FXDDは知名度がある分、初心者の人は無条件で信用してしまうのでしょうか?

無料のヒストリカルデータはEAのバックテストで活用されている
現在は、300個複合型サイコロEAを
Alpari社のみで
カスタマイズしない状態で
300個すべて動かして、動作チェック中PCの性能との兼ね合いで
「重くなるかな?」
と思いましたが、そうでもないようです?!追加でFXDDで動かしても行けるかも?!
— 柳生禎仁 (@TeijinYagyu) January 25, 2023
ちょっとちばっこで上手く動かせなかったので一旦おいておいて、MT4でそのままバックテストしてみた。
・Ambon_GBPJPY_M15 _EB
サイト上では2011年からのデータが公開されているけど、FXDDのヒストリーデータで2006年からバックテストするとこうなる。#MOSA pic.twitter.com/SBV4hqAEn7— シア (@salyusalyu92) January 23, 2023
ナンピンEAを2種類のデータで検証してみた!
バックテスト期間13年(2010年~2022年)
①FXDDでのヒストリカルでデータ
②TDSでのティックデータ純益、プロフィットファクタ、ドローダウン
全てがこんなに異なるとは。。。FXDDでは複利で運用できたのに。
TDSでは複利だと勿論破綻(^^; pic.twitter.com/M0XGgWWWvq— ロボトレ!資産運用自動化マニア (@robotore_invest) January 22, 2023
FXDD公式サイトから誰でも無料ダウンロードできるヒストリカルデータは、多くのトレーダーがバックテストに利用しています。ただし、FXDDのヒストリカルデータには欠損も多いので注意してください。

出金手数料やサーバー強度に不満あり
fxddの出金おっそいな(´Д`)
出金先bitwalletなんだけどなーまだかなー
追加口座の申請も2週間以上経っても静かだし
口座開設の時も混んでて遅れてます!とかで待ちぼうけ状態だったし
ここのこのスピード感、面倒い(´・ω・`)— ダラ奥 (@0cojp) 2019年7月8日
fxddのサポートさん速く仕事して
…っていうか、同一アカウント内の別口座に資金移動させるのに1〜2営業日掛かりますとかメール来たけど、噓やろ( ˘ω˘ 😉
微妙なタイムラグはともかく、基本一瞬で終わるやつやん…むしろサポート挟まんと自動で即やれよw— m (@qc6apa) July 30, 2020
FXDDで今月2回出金したら5143円引かれた。これは2回目の手数料らしいです。
— SACOP (@SACOP14) January 25, 2023
出金手続きの遅さ、出金手数料に不満のあるユーザーもいます。FXDDでは月2回目以降の出金には出金手数料40ドル相当が発生するので注意が必要です。

スプレッド・サーバー・約定力・信頼性についての不満が尽きない
FXDDという業者はFX長くやっている人たちはわかると思いますがかなり有名な悪徳業者です。
ゼロカットシステムの約束を反故にして追証請求
ストップ狩り、出金拒否、利益没収、ライセンス未登録、幾度も罰金命令.........
なんでもありです— Ryu@FX専業 (@million_lost_fx) 2019年4月28日
FXDDのスプレッド酷すぎwww
さらにここでスキャルピングEAが動くんですねwww
結果は誰が見ても明らかですね(^^)(^^)(^^) https://t.co/L56b04qEsV— やまびこ@FX (@yamabiko_fx) 2019年5月10日
FXDDを僕も指定されて一時期使ってたんですけど、スプレッドも広くて何かメリットあるのでしょうか。
— ニートのFX (@FX_of_the_NEET) 2019年7月2日
すぐ落ちるな、MT4はGem、FXDDとかが強靭ですね
ー— G. +binary Act (@koseixxyz) January 28, 2023
スプレッドの広さ、約定力の低さ、サーバーの弱さについての指摘もありました。また、レート操作・ストップ狩りも指摘されていますし、出金遅延・出金拒否の評判も絶えません。2015年1月にスイスフランショックが発生した際、FXDDはゼロカットを採用していると謳っていながら、ユーザーに追証を請求したという歴史的事件もあります。

取引条件・ルール
FXDDの取引条件やルールを他社と比較しながら詳しく解説します。
なお、比較対象のFX業者は、初心者から上級者にまで人気のある大手FX業者や、比較的タイプの似ているFX業者から選別しているため、FXDDの強み弱みがより直感的に分かりやすくなっているかと思います。
口座タイプは2種類|最大レバレッジは500倍
スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|
取引形態 | NDD STP | NDD ECN |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
取扱銘柄 | 外国為替 貴金属 エネルギー 商品・株式 株価指数 仮想通貨 |
外国為替 貴金属 エネルギー 商品・株式 株価指数 仮想通貨 |
取引手数料 | 無料 | 片道2.99ドル または 片道4.99ドル |
スプレッド | 2.2~2.3pips | 0.1~0.3pips |
ロット単位 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小取引数量 | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大取引数量 | 50ロット | 50ロット |
最大ポジション数 | - | - |
ストップレベル | 1pips | 1pips |
スキャルピング | 非推奨 | 非推奨 |
自動売買 | 非推奨 | 非推奨 |
両建て | 可能 | 可能 |
マージンコール | 120% | 120% |
ロスカット | 100% | 100% |
ゼロカット | なし | なし |
取引ツール | MT4 MT5 |
MT4 MT5 WEB TRADER |
口座通貨 | JPY USD EUR |
JPY USD EUR |
最低入金額 | 指定なし | 指定なし |
キャンペーン | 対象 | 対象 |
※:ロット単位・スプレッド・最小取引数量・最大取引数量・ストップレベルは米ドル円の値。
※:取引手数料は1ロットあたりの金額。
※:最低入金額は1ドル100円換算。
FXDDの口座タイプは、スタンダード口座とプレミアム口座の2種類です。
スタンダード口座は、取引手数料無料の代わりにスプレッドが広めです。
取引形態にはNDD STP方式のInstant Executionが採用されており、個々のトレーダーの注文はFXDDが呑み機械的に処理される仕組です。
プレミアム口座は、スプレッドがそこそこ狭い代わりに別途取引手数料が発生します。
取引形態はNDD ECN方式と銘打っているものの、プライスを見る限りNDD STP方式のスタンダード口座と大差がありません。
STP方式とECN方式ではマーケット自体が異なるため、本来は若干プライスに差があるはずです。
そのため、プレミアム口座は一般的なECN口座の手数料体系だけを取り入れたSTP口座の可能性があります。
ただ、どちらの口座も最大レバレッジは500倍ですし、最小取引単位は1,000通貨なので少額取引は可能です。
最低入金額は国内銀行送金・bitwalletのみ2万円以上ですが、それ以外の入金方法には指定がありません。
トレードツール は、MT4・MT5が両方使えます。プレミアム口座であれば、独自ツールのWEB TRADERも利用可能です。
取引の透明性には疑問が残りつつも、取引条件はまずまずだと思います。
それでは、FXDDの取引条件・ルールについて、さらに詳しく見ていきましょう。
通貨ペアは55銘柄|取扱銘柄の種類は一般的
大手海外FX業者と比較
![]() FXDD |
![]() XM Trading |
![]() AXIORY |
|
外国為替 | 55銘柄 | 55銘柄 | 62銘柄 |
貴金属 | 6銘柄(現物) | 4銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 3銘柄(現物) | 5銘柄 | 5銘柄 |
商品 | 1銘柄(現物) | 8銘柄 | なし |
株式 | 17銘柄 | なし | 現物株式 122銘柄 株式CFD 157銘柄 |
株価指数 | 14銘柄(現物) | 24銘柄 | 10銘柄 |
債券 | なし | なし | なし |
ETF | なし | なし | 69銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 | 31銘柄 | なし |
2023年1月時点
AUD/JPY | NOK/JPY |
CAD/JPY | NZD/JPY |
CHF/JPY | SGD/JPY |
EUR/JPY | USD/JPY |
GBP/JPY | ZAR/JPY |
AUD/CAD | GBP/USD |
AUD/CHF | GBP/ZAR |
AUD/NZD | GBPCHF |
AUD/USD | NOK/SEK |
CAD/NHF | NZD/CAD |
ERU/TRY | NZD/CHF |
EUR/AUD | NZD/USD |
EUR/CAD | USD/CAD |
EUR/CHF | USD/CHF |
EUR/DKK | USD/CNH |
EUR/GBP | USD/DKK |
EUR/HUF | USD/HKD |
EUR/MXN | USD/HUF |
EUR/NOK | USD/MXN |
EUR/NZD | USD/NOK |
EUR/PLN | USD/PLN |
EUR/RUB | USD/RUB |
EUR/SEK | USD/SEK |
EUR/USD | USD/SGD |
EUR/ZAR | USD/THB |
GBP/AUD | USD/TRY |
GBP/CAD | USD/ZAR |
GBP/NZD |
通貨ペアは55銘柄と一般的ですが、クロス円が他社よりも多いため、日本人トレーダーを重視した商品設計をしているようです。
そのほかに、貴金属・エネルギー・商品・株式・株価指数・仮想通貨も一通り取引可能です。
プレミアム口座のスプレッド・取引コストはなかなか優秀
ここでは代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりの取引コストを他社と比較します。取引コストとは、「往復手数料+スプレッド」のことです。
なお、便宜上すべて日本円口座で計算しているため、実際の金額とは多少異なる場合があるので注意してください。
スタンダード口座を他社と比較
![]() スタンダード |
![]() スタンダード |
![]() スタンダード |
||
USD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.2~2.3pips | 1.2~1.4pips | 1.6~1.8pips | |
トータル | 220~230円 | 120~140円 | 160~180円 | |
EUR/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.8~3.2pips | 1.2~1.6pips | 2.1~2.5pips | |
トータル | 280~320円 | 120~160円 | 210~250円 | |
CAD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 3.7~4.2pips | 1.5~1.8pips | 3.0~3.3pips | |
トータル | 370~420円 | 150~180円 | 300~330円 | |
AUD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 3.4~3.6pips | 1.5~1.9pips | 3.0~3.4pips | |
トータル | 340~360円 | 150~190円 | 300~340円 | |
CHF/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 3.6~3.9pips | 1.6~2.0pips | 3.4~3.7pips | |
トータル | 360~390円 | 160~200円 | 340~370円 | |
GBP/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 3.1~3.6pips | 1.5~1.9pips | 3.5~3.8pips | |
トータル | 310~360円 | 150~190円 | 350~380円 | |
NZD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 3.9~4.2pips | 1.8~2.2pips | 3.0~3.2pips | |
トータル | 390~420円 | 180~220円 | 300~320円 | |
EUR/USD | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 1.8~2.0pips | 1.0~1.3pips | 1.7~1.9pips | |
トータル | 191~212円 | 106~138円 | 180~201円 |
※ 0.1ロット=1万通貨。
※ スプレッドは2020年8月12日15時時台の変動幅。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は最も割高・青字は最もお得。
取引手数料が無料のFXDDスタンダード口座は、同タイプの取引口座として大手海外FX業者AXIORY・XM Tradingのスタンダード口座と取引コスト比較しました。
結果は一目瞭然で、FXDDの取引コストは圧倒的に割高だと分かりますね。
では次に、プレミアム口座の取引コストを見てみましょう。
プレミアム口座を他社と比較
![]() プレミアム |
![]() ゼロ |
![]() ZERO |
||
USD/JPY | 往復手数料 | 0.598ドル | 0.7ドル | 0.6ドル |
スプレッド | 0.1~0.3pips | 0.0~0.1pips | 0.2~0.3pips | |
トータル | 73~93円 | 74~84円 | 84~94円 | |
EUR/JPY | 往復手数料 | 0.598ドル | 1ドル | 0.6ドル |
スプレッド | 0.3~0.7pips | 0.0~0.1pips | 0.9~1.1pips | |
トータル | 93~133円 | 106~116円 | 154~174円 | |
CAD/JPY | 往復手数料 | 0.998ドル | 1ドル | 0.8ドル |
スプレッド | 0.7~0.9pips | 0.3~0.4pips | 1.3~1.5pips | |
トータル | 176~196円 | 136~146円 | 215~235円 | |
AUD/JPY | 往復手数料 | 0.998ドル | 0.9ドル | 0.8ドル |
スプレッド | 0.6~0.9pips | 0.0pips | 0.9~1.3pips | |
トータル | 166~196円 | 95円 | 175~215円 | |
CHF/JPY | 往復手数料 | 0.998ドル | 1ドル | 0.8ドル |
スプレッド | 0.9~2.0pips | 0.0~0.5pips | 1.5~1.7pips | |
トータル | 196~306円 | 106~156円 | 235~255円 | |
GBP/JPY | 往復手数料 | 0.598ドル | 1.5ドル | 0.6ドル |
スプレッド | 0.2~0.7pips | 0.0pips | 0.6~0.9pips | |
トータル | 83~133円 | 159円 | 124~154円 | |
NZD/JPY | 往復手数料 | 0.998ドル | 1.5ドル | 0.8ドル |
スプレッド | 0.9~1.1pips | 0.0~0.1pips | 0.7~0.9pips | |
トータル | 196~216円 | 159~169円 | 155~175円 | |
EUR/USD | 往復手数料 | 0.598ドル | 0.7ドル | 0.6ドル |
スプレッド | 0.0~0.2pips | 0.0pips | 0.2~0.3pips | |
トータル | 63~85円 | 74円 | 85~95円 |
※ 0.1ロット=1万通貨。
※ スプレッドは2020年8月12日15時時台の変動幅。
※ 1ドル106円・1ユーロ125円・1加ドル80円・1豪ドル76円・1スイスフラン116円・1ポンド139円・1NZドル70円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は最も割高・青字は最もお得。
プレミアム口座では取引手数料が発生するのですが、通貨ペアによって金額が異なります。メジャー通貨ペアは1ロットあたり片道2.99ドル、その他通貨ペアは1ロットあたり片道4.99ドルです。
銘柄 | 取引手数料※ |
---|---|
EUR/USD・GBP/USD・USD/JPY・USD/CHF AUD/USD・EUR/JPY・GBP/JPY |
片道2.99ドル |
その他 | 片道4.99ドル |
※ 1ロット=10万通貨あたりの金額。
そのため、ここではプレミアム口座と同タイプの口座として、Exnessのゼロ口座とHotForexのZERO口座を比較対象にしました。
どちらも取引手数料が通貨ペアによって異なるタイプの口座で、取引手数料の金額もプレミアム口座とだいたい同じくらいの水準です。
結果を見ると、プレミアム口座はGBP/JPYが他社よりもかなりでお得ですが、スイスフラン円・NZドル円のトータルコストは他社よりも割高だと分かりますね。
ただ、この3つの口座は数ある海外FX業者の中でも、取引コストが非常にリーズナブルな口座です。
そう考えるとFXDDプレミアム口座の取引コストはそう悪くはない水準だと思いますが、約定力はそれほど高くないのでスキャルピングをするには少々使いにくい口座だと思います。
スワップポイントはなかなか良心的
ここでは代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりのスワップポイントを他社と比較します。
なお、便宜上、すべて日本円口座として計算しているため、実際の金額とは多少異なる場合があるので注意してください。
大手海外FX業者と比較
![]() FXDD |
![]() AXIORY |
![]() XM Trading |
||||
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 3円 | -36円 | -21円 | -41円 | -18円 | -42円 |
EUR/JPY | -42円 | 1円 | -36円 | -16円 | -45円 | -22円 |
CAD/JPY | 2円 | -28円 | -14円 | -23円 | -26円 | -39円 |
AUD/JPY | 1円 | -28円 | -15円 | -29円 | -25円 | -38円 |
CHF/JPY | -49円 | 1円 | -41円 | -3円 | -67円 | -27円 |
GBP/JPY | 0円 | -38円 | -36円 | -58円 | -29円 | -46円 |
NZD/JPY | 1円 | -26円 | -13円 | -17円 | -20円 | -38円 |
EUR/USD | -55円 | 1円 | -48円 | 0円 | -59円 | -8円 |
TRY/JPY | - | - | 22円 | -38円 | - | - |
ZAR/JPY | 1円 | -20円 | 6円 | -11円 | - | - |
※ 2020年8月13日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は支払い・青字は受取り。
一般的な海外FX業者は、スワップポイントがマイナススワップ(支払い)ばかりなので、とてもじゃありませんが中長期トレードには向いていません。
しかし、FXDDでは少額ですがスワップポイントがもらえます。
また、他社と比べてマイナススワップの金額もそこまで高くないので、なかなか良心的です。
大手国内FX業者と比較
![]() FXDD |
![]() GMOクリック証券 |
![]() SBI FXトレード |
||||
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 3円 | -36円 | 6円 | -9円 | 7円 | -10円 |
EUR/JPY | -42円 | 1円 | -12円 | 9円 | -12円 | 9円 |
CAD/JPY | 2円 | -28円 | 5円 | -8円 | 2円 | -7円 |
AUD/JPY | 1円 | -28円 | 4円 | -7円 | 3円 | -6円 |
CHF/JPY | -49円 | 1円 | -20円 | 17円 | -18円 | 15円 |
GBP/JPY | 0円 | -38円 | 7円 | -10円 | 9円 | -12円 |
NZD/JPY | 1円 | -26円 | 4円 | -7円 | 7円 | -10円 |
EUR/USD | -55円 | 1円 | -23円 | 20円 | -27円 | 22円 |
TRY/JPY | - | - | 18円 | -21円 | 25円 | -30円 |
ZAR/JPY | 1円 | -20円 | 4円 | -7円 | 5円 | -6円 |
※ 2020年8月13日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は支払い・青字は受取り。
ただ、国内FX業者には全く敵いません。スワップポイント狙いの中長期トレードは、国内FX業者を利用したほうが良いでしょう。
ロスカット率100%・ゼロカットなし
FXDDは、マージンコールが証拠金維持率120%、ロスカットが証拠金維持率100%で発動します。
以前はロスカット率50%でしたが、いつの間にか100%に改悪されています。
また、ゼロカットもありません。
以前FXDDはゼロカットを提供していると宣伝していましたが、2015年1月にスイスフランショックが発生した際、マイナス残高が発生したユーザーに対して追証を請求しています。
「ロスカット率100%」「ゼロカットなし」は、金融庁に規制された国内FXと同じ条件です。
逆に言えば「ロスカット率100%以下かつゼロカットあり」で取引できるのが海外FXのメリットの一つなので、それがないFXDDは利用価値がないと言っても過言ではありません。
取引ツール・サービス
取引ツールはMT4・MT5・独自ツールの3種類
対応機種・OS | 自動売買プログラム カスタムインジケータ |
||
---|---|---|---|
MT4 | ダウンロード | Windows | 利用可能 |
ブラウザ | Windows・mac | 利用不可 | |
アプリ | Android・iOS | 利用不可 | |
MT5 | ダウンロード | Windows | 利用可能 |
ブラウザ | Windows・mac | 利用不可 | |
アプリ | Android・iOS | 利用不可 | |
cTrader | ダウンロード | なし | |
ブラウザ | なし | ||
アプリ | なし | ||
独自ツール WEB TRADER |
ダウンロード | なし | |
ブラウザ | Windows・mac | 利用不可 | |
アプリ | なし |
取引ツールは、定番のMT4(MetaTrader4)、最新版のMT5(MetaTrader5)、独自ツールであるWEB TRADERの3種類。
独自ツールのWEB TRADERはプレミアム口座のみ利用可能です。
対応口座・対応OS・対応機種・自動売買プログラムやカスタムインジケータの利用可否には注意してください。
MT4(MetaTrader4)・MT5(MetaTrader5)
TITAN FXでは、定番のMT4(MetaTrader4)と最新版のMT5(MetaTrader5)が両方使えます。
MT4とMT5が両方使える業者のメリットは、MT4からMT5への移行がしやすいという点ですね。
現在、海外FXトレーダーの多くは依然としてMT4を使い続けており、高機能であるはずのMT5はまだまだ普及していません。
MT5が普及しない主な理由は、MT4とMT5とではEAやインジケータに互換性がないためです。
EAやインジケータというのは、仕組みやスペックがそのまま取引成績に直結する極めて重要なプログラム。トレードスタイルそのものと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ、今後はMT5が主流になることは間違いないので、トレーダーはいずれMT5に移行せざるを得ません。
そのため、業者がMT4・MT5を両方採用していてくれると、少しずつMT5への移行準備を進めることが可能です。
ユーザーの実情をよく把握できている業者というのは、このような細かなところまでサービスが行き届いています。
MT4・MT5の違いについては、以下の記事をご覧ください。
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MT4とMT5はどっちがいい?スマホアプリ・PCの違いを比較
MetaQuotes社が開発した高機能取引ツールMetaTrader4、MetaTrader5(以下、MT4、MT5)は、海外FXをする上では欠かすことのできないツールです。 どちらも無料で利用でき、 ...
続きを見る
MT4・MT5は、Windows対応のダウンロードタイプ、Windows・mac対応のブラウザタイプ、Android・iOS対応の専用アプリがリリースされています。
この内、自動売買のためのEA(Expert Adviser)やカスタムインジケータをインストールできるのは、Windows対応のダウンロードタイプだけなので注意しましょう。
スマホ・タブレットでは自動売買はできません。macユーザーの場合は、以下の記事で対処方法を解説しているので参考にしてください。
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macでMT4を動作させる方法まとめ
MT4(MetaTrader4)は、基本的にWindowsでの利用を目的に開発されたFX取引ツールですが、macやMacBookでも利用可能です。 導入方法は基本的に以下の4パターンあり、それぞれ難易 ...
続きを見る
ウェブトレーダー
WEB TRADERは、プレミアム口座専用・裁量取引専用の使いやすいツールです。非常にシンプルかつ軽量な取引ツールなので、サクサク動きストレスなく操作できます。
チャートには多機能な「Trading view」が採用されており、機能面でもMT4・MT5に全く劣りません。
ブラウザタイプなのでmacでも使えますし、完全日本語対応です。
ただ、MT4・MT5のブラウザタイプとWEB TRADERを比較すると、レイアウトも機能もほぼ同じです。
どちらもインディケーターは追加できず拡張性・カスタマイズ性はありません。また、EAもインストールできないため自動売買もできません。
両者の違いはデザインが白か黒かの違いだけ。
WEB TRADERのようなブラウザタイプの取引ツールは、スペックの低いパソコンで裁量取引をする場合などに利用してください。
無料VPSサービスも利用可能(条件付き)
安定した約定力の実現とEAの24時間稼働には、VPSサーバーは必須です。
別途契約したレンタルサーバー上に取引ツールをインストールして、パソコンやスマホから遠隔操作して取引します。
VPSサーバーは、なるべく業者の取引サーバーに近いほど、発注から約定までのタイムラグが少なくなるため有利です。
また、EAは自宅のパソコンの電源をOFFにすると停止してしまいますが、VPSサーバー上で稼働させればパソコンをOFFにしても24時間稼働させられます。
FXDDでは、アメリカにある専用VPSサービス「FXDDクラウド」を提供しており、以下の条件をクリアすることで毎月のVPSサーバー料金が無料となります。
- 毎月5スタンダードロット(50万通貨)の往復取引を完了
- 最低口座残高は2,500ドル(円口座の場合は20万円)
ただ、この条件をクリアできなくても、月額30ドルで誰でも利用可能です。
無料でヒストリカルデータをダウンロード可能
FXDDでは、EAのバックテストに使えるヒストリカルデータが無料ダウンロードできます。
ダウンロード先:FXDD公式サイト Metatrader 1-Minute Data
ダウンロードできるのは主要銘柄のBidデータだけです。Askデータは自分で作成する必要があります。
また、データ自体の精度はあまり高くなく、2016年頃のデータが抜け落ちているなど欠損があります。
バックテストの手順やおすすめのヒストリカルデータについては、以下の記事を参考にしてください。
日本語サポートは平日24時間だが全くアテにならない
日本語対応 | 受付時間 | |
---|---|---|
電話 | 可能 | 平日24時間 |
メール | 可能 | 平日24時間 |
チャット | 可能 | 平日24時間 |
FXDDのサポート窓口は、電話・メール・チャットの3種類です。
すべて日本語に対応しており、営業時間は平日24時間です。
公式サイトでは「サポートの品質を何よりも優先している」と謳われています。
確かにFXDDは日本人サポートに力を入れており、以前までは手厚いサポートだと評判は上々でした。
しかし、現在はサポートの品質低下が否めません。
当サイトで実際に口座開設に関する問い合わせをしたところ、チャットは一向に繋がらずメールもほとんど返答がありませんでした。
口座開設ですらこの調子ですから、出金やトラブル時の対応にも不安を感じます。
口コミでもFXDDのサポートは不評なので、最初からアテにならないと考えたほうが良いでしょう。
サポートアテにならなければ、利用価値のない業者と言わざるを得ません。
キャンペーン・ボーナス
キャンペーン・ボーナスには消極的|トレードコンテストあり
FXDDのキャンペーン・ボーナスは基本的に期間限定かつ不定期開催です。
口座開設キャンペーンや入金キャンペーンを開催することは稀で、主にバーチャルマネーを使ったトレードコンテストが定期的に開催されます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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FXDDはボーナスなし!トレードコンテストキャンペーン徹底解説
FXDD(エフエックスディーディー)は口座開設ボーナスや入金ボーナスにはあまり期待できない業者です。 口座開設ボーナスや入金ボーナスで資金を増やしてトレードしたい人は以下の記事をご覧ください。 海外F ...
続きを見る
豪華なボーナスを期待しているトレーダーにはFXDDは向いていないので、他社を検討してください。
口座開設・入出金
必要書類の提出方法は2パターンある
口座開設の際は、本人認証のため身分証明書の画像データが必要となります。
書類全体が写るよう鮮明に撮影したものをあらかじめ用意してください。
用意する身分証明書の種類によっては、追加の現住所確認書類とセットで提出しなくてはいけない場合があります。
有効期限・発行日などに注意しましょう。
パターン1:写真付き身分証明書の場合
以下のいずれかの書類から1点だけ提出すればOK。
- 運転免許証
- パスポート
- 区役所で発行される住基カードなど
パターン2:上記以外の身分証明書の場合
追加で以下のいずれかの書類とセットで提出。
- 健康保険証
- 3ヶ月以内に発行された住民票
- 3ヶ月以内に発行された請求書・明細書など
入出金方法は便利だが出金手数料が高い
最低金額 | 所要日数 | 手数料 | ||
---|---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード |
VISA | 指定なし | 1営業日 | 無料 |
master | なし | |||
JCB | 指定なし | 1営業日 | 無料 | |
オンライン ウォレット |
bitwallet | 指定なし | 1営業日 | 無料 |
STICPAY | なし | |||
WebMoney | なし | |||
仮想通貨 | BTC | 指定なし | 即日 | 3.5% |
USDT | 指定なし | 即日 | 3.5% | |
銀行送金 | 国内 | 2万円 | 1営業日 | 2.5% |
海外 | 指定なし | 3〜5営業日 | 無料 |
最低金額 | 所要日数 | 手数料 | ||
---|---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード |
VISA | 指定なし | 10営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
master | なし | |||
JCB | 指定なし | 10営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
|
オンライン ウォレット |
bitwallet | 指定なし | 1〜2営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
STICPAY | なし | |||
WebMoney | なし | |||
仮想通貨 | BTC | なし | 1〜2営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
USDT | なし | 1〜2営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
|
銀行送金 | 国内 | 指定なし | 3〜5営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
海外 | 指定なし | 3〜5営業日 | 月1回目無料 月2回目以降40ドル |
※:金融機関・決済サービス会社・取引所で発生する入出金手数料・送金手数料等は別途自己負担。
FXDDの入出金方法を大きく分けると、クレジット/デビットカード・オンラインウォレット・仮想通貨・銀行送金の4種類です。
カードブランドはVISA・JCB、オンラインウォレットはbitwallet(ビットウォレット)、仮想通貨はBTCとUSDT、銀行送金は国内と海外から選択できます。
公式サイトにはオンラインウォレットNETELLER(ネッテラー)の記載もありますが、すでに日本から撤退しているため現在は利用できません。
入金手数料は仮想通貨の3.5%と国内銀行送金の2.5%以外は全て無料、出金手数料は月1回目は無料・月2回目以降は一律40ドルです。
FXDD側で発生する手数料以外にも、金融機関・決済サービス会社で発生する各種手数料は自己負担となります。
特に、海外銀行送金での出金は、中継銀行・着金銀行でリフティングチャージなどの手数料が3〜4千円程度差し引かれるので注意してください。
オススメはbitwalletです。bitwallet側の各種手数料はとてもリーズナブルですし、多くの海外FX業者の入出金方法に採用されているので利便性もバツグンです。
ちなみに、FXDDのような出金回数で手数料の有無が変わる業者というのは、なるべく顧客に出金して欲しくないという意図が見え隠れしているため、自転車操業ではないか心配になります。
FXDDについてよくある質問(FAQ)
スタンダード口座、プレミアム口座の最大レバレッジは500倍です。
口座残高に応じたレバレッジ制限はありません。
FXDDでは、スキャルピング・自動売買に制限はありません。
マージンコールは証拠金維持率120%、ロスカットは証拠金維持率100%で発動します。
また、FXDDはゼロカットを採用していません。
以前はFXDDにもゼロカットはありましたが、2015年1月に発生したスイスフランショックの際に発生した多額のマイナス残高は、全て追証として顧客に請求しています。
AXIORYやXM Tradingでは全てゼロカットで対応できていたようなので、この件がFXDDの評判を大きく落とすことになった原因と言えるでしょう。
FXは、夏時間(サマータイム)と冬時間で取引時間が異なりますが、基本的に月曜日の早朝から土曜日の早朝までです。
- 夏時間の取引時間:月曜日06:00〜土曜日05:59(日本時間)
- 冬時間の取引時間:月曜日07:00〜土曜日06:59(日本時間)
夏時間は「3月の最終日曜日午前1時〜10月の最終日曜日午前1時まで」、冬時間は「10月の最終日曜日午前1時〜3月の最終日曜日午前1時まで」です。
可能です。
海外FXで利益を得た場合、日本国内で確定申告をして税金を納める必要があります。
納める金額は、総合課税(給与所得など、他の所得と合算した課税所得に、所得税の税率をかけて所得税額を算出する課税方式)で計算されます。
税率は課税所得に応じて、所得税5%から45%、住民税10%、復興税2.1%となります。
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海外FXの税金まとめ2024|確定申告は必要?脱税できる?節税方法は?
この記事では、海外FXの税金と節税対策について国内FXと比較しながら具体的に解説します。 まず、海外FXの税金について気になるであろうことをまとめました。 ココがポイント 海外FXの税金は「所得税5% ...
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